90周年式典・祝賀会に参加して (中学24回・高校1期 人見 五郎)

90周年式典・祝賀会に参加して

中学24回・高校1期 人見 五郎

 私は中学24回・高校1期を代表して今回のイベントに参加しました。
 私達の年代は、1930年・昭和5年生まれの旧制・大阪府立生野中学入学 戦中・学徒動員・終戦・教育制度改革の波をもろに受けた年代です。
 生野の地でスロープのある独特の校舎でした。90周年という節目のイベントに出席出来る健康に感謝して参加しました。国際会議場にての式典では在校生と一緒に、フォトジャーナリストとして活躍中の高校14期卒 広河隆一氏の特別講演、「中近東イスラエルの戦場写真を通じて武力で獲得した領土はやがて必ず武力で取られてしまう。戦争の無意味な実態を後輩学徒に切々と訴え、平和の大切さに感謝し、世界の中での日本の在り方を考える」大変有意義且極めて印象的なお話でした。続いてチェルノブイリ原発事故を経験した歌手ナターシャ・グジー氏のウクライナ民族楽器パンドゥーラの演奏と音楽部員との合唱は、90周年という節目にふさわしい企画でした。次の懇親会リーガロイヤルホテルでは360名のOB・PTA・教職員の集まりで伝統校の歴史を垣間見る一時でした。
 今回のイベントを企画し実行された諸氏に感謝し、感想を綴りました。有難う御座いました。

祝賀会は会場の準備が遅れ、受付も大混雑
祝賀会の司会はおなじみの豊島美雪氏(高31期)が軽妙に楽しく進行