高58期 赤松 亜美

高58期

赤松 亜美

-画家-

2020/10/20

生野高校創立100周年おめでとうございます。絵を描き、国内外で展示発表をしています。高校時代の成績は、底辺を支えていました。部活や友人と過ごす毎日は楽しかったのですが、漠然とした将来に沸々とした時期でもありました。しかし、絵だけは辞められず続けていたので、芸大に進学しました。そこの大学で、芸術の面白さを本気で教えてくれた教授は、何と仲の良かった同級生のお父さんでした。今は芸術を通して、視野が広がってゆく感覚がたまらなく楽しいです。スケッチブック片手に、草木を観察したり、海外をのんびり歩き回るのが大好きです。芸術は言葉を超えて人を繋げてくれ、世界はこんなにも愛おしいんだと教えてくれます。ふとした時に思い出す、あの制服のシャツの白さも愛おしいですね。高校時代の先生や友人、色んな出来事は、私の日々に影響を与えてくれていると感じます。いつも、何かが今に繋がっているなぁと、思い返せば返すほど、高校時代はキラキラとやわらかい日々でした。皆さんも、精一杯、悩んで、恋して、実直に今を楽しんでください!きっと、それがこれからの日々を強くしてくれると信じています。


Profile
赤松 亜美


大阪の河内長野市にあるアトリエで、自然を観察しながら制作。
大阪芸術大学美術学科・抽象ゼミ卒業個展−
ギャラリー風(大阪)、gallery s-pione(福岡)グループ展−TEGAMI(ドイツ)、手紙ー5年目展(浜松)、未生空間展(大阪)アートフェア−ART OSAKA(大阪)、KAM アートマルシェ(神戸)、ART in PARK HOTEL TOKYO(汐留)、AFAF(福岡)、KIAF(韓国)、ART FORMOSA(台湾) など詩画集─「あわいと暮らす」

▼ホームページ
http://akamatsu-ami.com/