高49期 髙島 あゆみ

高49期

髙島 あゆみ

-社会保険労務士-

2020/10/20

創立100周年、誠におめでとうございます。私はいま、社会保険労務士として独立し、事務所を運営しています。高校生のときは英語の教員になろうと思い、英文学科へ進学しました。大学では教員をめざす人が大勢いたので、別の進路を考えるようになりました。経済の動きをはじめ視野を広げたくて、新卒で関西経済連合会に入局しました。関経連で社会保障制度の調査・研究を担当したことがきっかけで社労士という職業を知り、国家試験にチャレンジして現在に至ります。生野高校で一番学んだことは、ひとつひとつのことに真剣に向き合うことの大切さです。苦手な理系科目から逃げたくて、担任の先生に相談するも「一生のうちで今しかできないことを頑張れ」と一蹴されました(笑)。今ではとても感謝しています。運動や歌も苦手だったので、正直に言うと「手を抜きたい」と思ったりもしましたが、周りをみると真剣勝負で取り組むクラスメイトの姿がありました。周囲に引っ張られ、自宅でダンスや合唱の担当パートのコソ練に励んだことを思い出します。苦手なことから逃げなかった経験は、それからの私の人生で大きな支えとなりました。在校生のみなさんは、ぜひ生野高校で課題を乗り越えるチカラを育んでください。これらから何かに挑戦するとき、きっと前に進む原動力になると思います。


Profile
髙島 あゆみ


社労士事務所Extension代表
社会保険労務士

大阪府立大阪女子大学(現大阪府立大学)学芸学部  英文学科  卒業
職場のシステムや法律を理解し、「互いを磨きあう仲間に囲まれ、伸び伸び成長できる環境で、100%自分のチカラを発揮する」職場づくり・働き方をサポートするため社会保険労務士になる。現在は、企業の就業規則作成・人事制度構築コンサルティング、講演・セミナー・研修、執筆などの活動を行っている。