高52期　谷口 佳央理

高52期

谷口 佳央理

-株式会社リオ・トラスト　代表取締役社長-

2020/10/20

高校時代を振り返ると、生野高校は、校則は緩く、生徒の自主性を重んじる学校でした。『自由は責任の上に存在する』ことを前提にできる生徒が集まっていたのだと思います。私自身、中学校までは『勉強も運動も書道もピアノも要は何やっても１番』だったのが、生野高校に入ると多才な人が多く驚いたことを覚えています。『授業についていけないかも!?』という危機感を初めて感じ、勉強も努力しないといい成績がとれないということを実感しました。振り返っても精神的に一番不安定な時期でした。校内でクラブ活動に所属していなかったことが一つの要因だったかもしれません。自分の中で人と比べることも多かったように思います。精神状態に左右されるがまま成績も上位10位に入ることもあれば下から数える位置になることも。大学を選ぶ際も当時の私にとっては選択肢が多すぎ、また将来についてもよく分からずとても困りました。理系だけどデザインが好きだからーというような理由で『建築学科』を選んだ記憶があります。大学受験では初めて挫折を覚えましたが、早い段階でそれを味わっていてよかったですし、払拭する為にも長期留学に行ったり、学校外のネットワークを広げることを早い段階で意識してやっていました。就職活動も『谷口佳央理』として仕事をすることにしかピンときてなかったので、就職のための企業説明会に行ってもどれも心に響かず、とても適当でした。たまたま面接を受けた不動産会社で、希望部署に配属すると熱心にお声がけ頂いたので『選んでくれるということは私に合っているのかな!?』ということで入社しました。ビルを上から下まで飛び込んだり、テレアポもしました。社風がそれを当たり前としていましたし私も特に苦に思いませんでした。毎日朝早くから夜遅くまで本当に熱心に仕事をしていました。今となっては、大学も前職も今の仕事・家族・友人に繋がっています。常に正解を選択することなんてできません。選択したことを正解にしていくようにしていけば自ずと扉は開かれていくと実感しています。無限の未来を秘めた皆さまの力を応援しています。

Profile
谷口 佳央理

関西大学工学部建築学科入学オーストラリアブリスベンのサウスバンクＴＡＦＥ留学関西大学工学部建築学科入学都市設計研究室卒業大手不動産会社で法人営業を得て独立
株式会社リオ・トラストを設立
個人・法人様の【やりたいこと】【お困りごと】をヒアリングのもと、ファイナンシャル面と不動産・建築面を専門に総合的なコンサルティングを行っています。
お客様の根本的な【考え方に変革をもたらすこと】に使命を感じて仕事を行っています。仕事も遊びも子育ても全て欲張ることをモットーにしています！！