高39期 藤森 徹也

高39期

藤森 徹也

-オルソクリニック銀座 院長-

2020/10/20

100周年、おめでとうございます。最近は軟弱にも(笑)修学旅行に海外にも行っているようですが、私がいたころの生野高校は、校是の「質実剛健」よろしく、修学旅行なのにいわゆる観光地には目もくれずになぜか修行のような旅をする学校でした。おかげで(?)苦労して入った大学時代は、長い休みのたびに途上国に出かけ、一泊100円の安宿に1ヶ月近く泊まり歩くことを毎年の習慣にしていました。このため(?)普段は授業はそっちのけでバイトにいそしみ渡航費用を稼ぐ毎日。しかしそのおかげで国際保健医療協力に興味を持ち、その夢の実現のために東京大学医学部附属病院へ、さらに厚生労働省へと私の世界は拡がっていきました。初めてカバン持ちで出席した旧国際連盟本部であるパレ・デ・ナシオンにおける世界保健機関(WHO)総会の光景は、今でも忘れっぽい私の記憶に残っています。そして国際保健医療協力の勉強のためハーバード大学公衆衛生大学院に留学し、遅ればせながらアメリカという国を深く知るようになり、かの国を中心に回っている、医療という「産業」について興味を持つようになります。無我夢中で日々の業務をがんばる中で、いつの間にか、日本の医療政策の仕事をするより日本の医療ビジネスを自分で変えたいと思うようになり、アメリカ・デューク大学のビジネススクールに入学、MBA(経営学修士)を取得します。卒業後は、世界的な外資系医療機器企業で革新的新医療機器の導入に携わらせてもらっているうち、やはり自分自身でビジネスをしたい!と思うようになり臨床の現場に復帰、ちょうど自分の体調が悪くなっていたのでそれを治療するための方法をいろいろ探していたら、いつの間にやらアンチエイジングのクリニックを開いていました。扱っている分野が時代にマッチしたのか、ほんまでっか!?TVなど、テレビ番組にも呼んでもらうことも多くなりました。来年には50歳、半世紀になろうというこれが、私の歩んできた道です。幸いにして理解のある家族に恵まれたおかげで、気の向くままに、様々なことにチャレンジさせてもらえました。一般的な意味でこれを成功とよぶべきかどうかは分かりません。しかし少なくとも、社会を、人間を理解したいという底なしの私の好奇心は少しは満たされ、見聞は深まりました。「ドラクエ」に代表されるロールプレイングゲームなら、私のように何度もジョブチェンジする人は、そのたびに経験値がほぼゼロ、「ひのきのぼう」から始める効率の悪いプレイヤーです。でも、私はいろんな生き方があっていいと思うのです。正解はそれぞれ違う。皆さんは、皆さんの人生(正解)を探してくださいね、楽しんで!


Profile
藤森 徹也


生年月日 昭和44年 1月8日(49歳)
1995年 大阪市立大学医学部医学科  卒業
1995年 東京大学医学部附属病院小児科  入局
1996年 厚生省(現厚生労働省)  入省
2008年 エドワーズライフサイエンス株式会社THV推進本部  部長
2011年 オルソ・マキシマス表参道クリニック  開院  院長に就任
2015年 オルソクリニック銀座  開院
現  在 オルソクリニック銀座  院長
国際先進医療統合学会  理事
エドワーズライフサイエンス株式会社  顧問

著書老けない、病気にならないホルモン療法(現代書林)
副腎疲労症候群(幻冬舎メディアコンサルティング)
がんばらなくても20歳若返るナチュラルホルモン療法(講談社エディトリアル)