学校長 梅田 和子

会長 梅田 和子

学校長 梅田 和子

同窓会会員の皆さまにおかれましては、ご健勝にて各方面におかれましてますますご活躍のこととお慶び申し上げます。また、平素は母校の教育活動に格別のご理解とご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。
 さて、3月1日には66期生357名が卒業し、同窓会に入会させていただきました。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 66期生の卒業式における答辞では、「毎年新しいクラスで最初に写真を撮る場所。普段はその意味なんて考えなかった。剛健、質実、自重、自治、至誠という五綱領。でも、今になって気がつきました。私たちはこの生野高校で過ごしてきた日々の中で、知らないうちに、この五綱領を学んでいました。自分の行動に責任をもつこと。自分たちで考えて行動すること。素直に、強く、たくましく、生きていくこと。これを胸に、これからも、もっと成長していきます。」と語っています。校訓「五綱領」の精神は、しっかりと後輩たちに受け継がれています。
 部活動や学校行事にも充実した学校生活を過ごした生徒たちは、受験においても最後に大きな力を発揮してくれました。また、部活動におきましても活躍めざましく、特に運動部では、陸上部と水泳部が近畿大会・全国大会へ出場という成績を残し、文化部では、書道部と写真コミュニケーション同好会が全国大会への出場という成績を残しています。
 大阪府では、平成26年度から通学区域の撤廃が決定され、初めての入学者選抜が、2月と3月に実施されましたが、これまでの中で最高の数の志願者が本校を受験しました。このことは、何よりも、本校の教育活動が、府民の方々に信頼されているとうれしく思うとともに、これからも慢心することなく、さらに一層、府民の信頼に応えられる学校づくりに邁進せねばと決意を新たにしているところです。
 今後も、長い歴史の中で脈々と受け継がれてきた校訓「五綱領」の精神と文武両道の教育方針を継承・発展させていくと同時に、グローバルリーダーズハイスクールの名にふさわしい、高い志をもって社会に貢献する気概に満ち、将来、国際人として様々な分野で活躍するリーダーとなる人材の育成をめざします。そして、本校が100周年に向けてますます発展していくためには、卒業生の皆さまのお力添えが何より重要なものとなります。私ども教職員も専心努力をしてまいります。皆さまには、引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 終わりになりますが、同窓会のますますのご発展と、会員の皆様のご健勝ご多幸を祈念申し上げ、ご挨拶といたします。