建築家として活躍する42期の岩田啓治さんの所属するブルースタジオがてがけた大阪府大東市のmorineki（もりねき）が都市景観大賞と大阪都市景観建築賞、グッドデザイン賞をトリプル受賞されました。おめでとうございます。全国で初めて公民連携（PPP: Public-Private Partnership）という枠組みで、市営団地を建て替え、活気ある市域を取り戻す取組みが評価されたとのことです。人口減少と高齢化になやむ自治体の公営住宅の新しいコンセプトを実現するため、岩田さんの所属するブルースタジオが、木材をふんだんに使用したデザインで、住宅棟、商業棟、都市公園のエリア全体を設計されました。ブルースタジオは建築物の設計だけでなく、新しい街の入居者の方々との合意形成や商業棟に入るテナント誘致のブランディングも担当されたそうです。この中で岩田さんは、設計共同体組成、業務契約締結関連および「管理建築士」としての建築関係法令に関する指導などを担当されたとのことでした。同窓生がてがけた街が日本中に広がっていくのが楽しみです。
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