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第36回時習館公開講座 あの懐かしの授業をもう一度(14)
『数学的思考と脳の活性化』 比江島哲郎先生
比江島哲郎先生の授業を受けるため、母校の時習館に行ってまいりました。
比江島先生は、昭和59年(1984年)から平成10年(1998年)までの14年間、数学科教諭として、39期、42期の担任、50期の学年主任、そして硬式テニス部の顧問を務められました。その後、府立美原高校に転勤され、平成24年(2012年)に府立高校を退職されました。退職後、泉北支援学校に5ヶ月間勤務され、平成25年(2013年)から私立東大谷高校で非常勤講師として、70歳になられる今なお教壇にあがっておられます(来年度のオファーもあり現役教師続行!とのことでした)。
今も16歳から18歳の生徒と接しておられるだけあって、若々しく、とても活き活きとした興味深い授業でした。どうやって角度を長さとして表現するか?身近にある楕円はどこにあるか?考えさせる問いかけに、あーっ、こんな感じの授業だったなぁ、と在学時に先生の数学の授業を楽しみながら受けていた時の気持ちを思い出すことができました。
さらに、趣向を凝らして、クイズや、折り紙を使った正五角形の作り方、それを応用した桔梗の花びらの作り方を教えてくださるなど、時間があっという間にすぎてしまいました。2020年の大学入試改革に関するニュースが増えてきている中、単なる記憶ではなく、頭を柔軟にして、しっかり応用力をつけることの大切さを強調してくださいました。ありがとうございました。
<42 期生 村田忠彦>