高42期 山口 貴史

高42期

山口 貴史

-純温泉協会 代表(温泉ソムリエぐっち)-

2020/10/20

大阪市内在住の私は天高にするか生野にするか。私のおとんも生野の卒業生やしなんかわからんけど生野に決めた。ラッキーにも受かった。死ぬほど嬉しかった。最初の学力テストはちょうど真ん中。俺なかなかやるやんけ。その後、授業について行けず、人生初の落ちこぼれ。授業中暇やった。落ちこぼれの奴らの気持ちがわかった。しかし、腐っても?生野高校生。国公立には行きたいと思った。しかし大学を決めるということは何学部の何学科まで決めないといけない。すなわち、将来どういう道を進むかを決めなければならない。決まっていなかった。生野の芸術の先生から「あんた京都工繊行ったらええんちゃう?」「そんなとこ嫌や。知らんし。」その後調べた。ここやっ!建築設計や!。第一志望は京都工繊、第二志望は九州芸工大(現九大)。高3の時の模試はE判定。もちろん両方落ちた。浪人した。また両方受けた。京都工繊落ちた。九州芸工大へ。福岡で独り暮らしが始まった。「なんしよぉ~とぉ~?」と聞きなれない言葉のオンパレード。えらいとこに来てしもた。しかし、4年が過ぎる頃には福岡が大好きになっていた。学歴を最大限に利用して大手の土木系の設計会社に入社。馴染めなかった。禁断?のネットワークビジネスの誘いが生野の同級生から来た。断り続けるもなぜか急遽参戦。本気で10年頑張った。しかし、成功しなかった。というより大失敗。フェラーリ買うはずが同額程度突っ込んでしまった。しかし、大きな気付きを得た。ひょんな縁で九州の家具メーカーの社長と知り合い、楽天の店長に。当時誰がネットで家具を買うねんという時代だったが、楽天成長期と相まり恐ろしく売れた。その時、九州の温泉を巡り始めた。大好きになって温泉に目覚めた。自分のポリシーを貫いて温泉を伝えていこうと決めた。約10年の年月が過ぎた。テレビやラジオ、雑誌、講演会等色々オファーを頂けるようになった。決してリッチではないが、かけがえのない人生を歩ませて頂いている。人生、どこでどうなるか誰にもわからない。将来こうなろうと決めた人はそのまま真っ直ぐに進んで下さい。しかし、俺何するんかな?あたしどうなるんかな?って思ってる方、ご安心ください。生野で落ちこぼれだった私が、生野100周年のメッセージを書かせて頂いているんですから。ただ、ひとつ言えることは、今貴方に課せられた、与えられたテーマをやりきって下さい。それはきっと神様から与えられた今貴方に必要なテーマだから(と私は勝手に思っています)。そうすれば次のページがきっと開かれると思います。と思って、私も今与えられているテーマを七転八倒しながら挑んで参ります。生野に感謝。温泉に感謝。全てに感謝。最後までお読み頂きましてありがとうございました。


Profile
本名  山口貴史  (Takashi Yamaguchi)


生年月日  1971年7月15日(かに座・B型)
<資格・所属等>
温泉ソムリエアンバサダー
日本旅のペンクラブ会員
温泉地域学会会員
別府八湯温泉道名人会大阪府支部長
<主な活動>
ウェブサイト「源泉かけ流しどっとねっと」主宰  http://www.gensenkakenagashi.net/
ラジオ関西「谷五郎のこころにきくラジオ」毎月第1月曜14:15頃より出演中
つかしん天然温泉湯の華廊「華ごよみ」連載中
ウェブサイトTravel.jp「たびねす」ナビゲーターとして寄稿中
<最近の活動実績>
雑誌・京阪神エルマガジン社「Meets」寄稿(2017年11月号)
雑誌・双葉社「温泉批評」寄稿(2017年秋冬号)
TBSテレビ「旅ずきんちゃん」別府の温泉ハカセとして出演(2017年11月19日放送)
ディアモール大阪フリーペーパー「ディアラ」寄稿(2017年11月号)等々

▼源泉かけ流しどっとねっと
http://www.gensenkakenagashi.net/